川西阪急『ヒビアプデ』出店後記
- サイジョウタケシ
- 2022年3月28日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年3月29日
3/2(水)~3/8(火)に川西阪急で開催されたイベント『ヒビアプデ』に、THAT DEPENDSで出店させていただきました。

「毎日の暮らしに新しいを取り入れてアップデートしよう」というコンセプトに沿えるよう、イベントブースでは日常に新しいおいしさを提供するコーヒー豆を販売させていただき、参加型ワークショップとしてサイジョウは焙煎体験やラテアート体験を実施させていただきました。
また、当店のスタッフゆめなが手がけるマクラメ編みブランド『MADE YUMENA(@made_yumena)』も一緒に出店し、作品販売やマクラメ編みを制作するワークショップをおこないました。


sen、seの仕事でクライアントの商品を売ることはありますが、自分が作った商品が売り場に並ぶのははじめての体験。店頭でお客様と話す中で、たくさんのことに改めて気づかせていただきました。
どれも当たり前のことですが、まずは「何の出店なのかをひと目で分かってもらうことが大切である」こと。オシャレに商品のパッケージを並べているだけでは、お客さまに興味をもってもらうことはなかなか難しいことを実感しました。 イベント初日を終えて、すぐさま「大阪市北区のカフェTHAT DEPENDSです。期間限定出店中!」と吹き出しでベタな掲示POPをつくりました。そのおかげで立ち止まってくれるお客さまも増え、商品も手に取ってもらえる機会が増えました。
次に「ターゲット層に合わせたアプローチ方法が大切である」こと。事前に顧客データ等はいただいていましたが、川西阪急を訪れるお客さまは中〜高年齢層の方が多かったです。 買い物の仕方はここ数年で随分と変わりましたが、メインターゲットとなるお客さまは昔ながらの買い物スタイルを楽しまれる方たち。なんだかんだ言っても、店頭でのコミュニケーションが効果的でした。会話を楽しんでいただいたおかげで、1週間のイベント中にリピートしてくれるお客さまができたことには手応えを感じることができました。
そして「商品に関連する体験を経ることで売れる数は大きく変わる」こと。これは特にマクラメ編みのワークショップで顕著だったのですが、販売していたマクラメ編み用の糸をワークショップを終えられたお客さまが買っていかれるケースが目立ちました。
物が売れない時代だと言われていますが、オンラインショッピングが当たり前となっている時代において実体験を通じて購入するという機会は本当に少なくなっていると思います。いいかもと憧れがある・ちょっと頑張れば手に入れることができるといった層の商品は、それにまつわる体験をいかにしてもらうかを考えることが大切だなと実感しました。
自分自身が「いいな」と思っている商品を使っている姿を見てもらうこと・共有してもらうことって、とても説得力があるなと改めて体感しました。広告製作の仕事だと、どうしても無理して良いように伝える必要があるケースもあったりで…。そういう気持ちがなく、物を伝える・売る方法を大切にしていきたいといっそう思いました。

クライアントの想いをカタチにする企画製作会社sen、seのサイジョウとしての視点、コーヒーやエスプレッソの魅力をお客さまに知ってもらいたいTHAT DEPENDSのサイジョウとしての視点。プロデュース側とクライアント側、2方向から考えてイベントに取り組んだつもりではありますが、まだまだチカラ不足だった点も多々あります。
最後になりましたが、今回の『ヒビアプデ』には親交のあるコーヒー屋さん・マクラメ作家さんにも出店協力していただきました。
⚫︎「THINK」考える珈琲屋さん(@thinkcoffee___)
⚫︎cheema.hmさん(@cheema.hm)
⚫︎ROPA MACRAMEさん(@ropa__macrame)
⚫︎Stella Sea Fibersさん(@stella_sea_fibers)
本当にありがとうございました!
そして、こんな貴重な機会を与えてくれた川西阪急さま、本当にありがとうございました。
今回の出店を機に学んだことを糧にして、sen、seもTHAT DEPENDSもまだまだ成長させていけるようがんばっていきます!

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