むろと廃校水族館を見に行ってきました
- サイジョウタケシ
- 2020年11月27日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年11月30日
こんにちは。代表のサイジョウです。先日、前から気になっていた「むろと廃校水族館」を見に行ってきました。名前の通り、廃校となった校舎を水族館として利用している施設です。
少子化の影響で廃校となってしまった学校を取り壊してしまうのではなく、地域の活性化を生み出すシンボルとして有効活用し新しい価値を与える。とても素晴らしいソーシャルデザインだなと感銘を受け、やっと見に行くことができました。

水族館というだけで大人も子供も楽しめるのですが、元が小学校という特性上手に活かして机や黒板を再利用したり、習字をモチーフにした展示を企画するなど、大人が子供の頃の懐かしさに浸れる楽しさを味わえる施設に仕上げているのが上手い!


館内の展示は、漁師が獲ってきた魚だったり、貝やなまこを触ることができたりと、どことなくゆる〜い空気感が漂っているのも魅力的だったりします。とび箱を再利用した水槽も、中の魚よりとび箱の懐かしさに目がいってしまいます。笑


そんな感じで見ていくと、大きな水槽にミズガメがたくさん泳いでいたり、海洋生物が傷ついたゴミの展示に思わず考えさせられたりと、本格的な展示が登場するのも魅力的でした。


サメの胃袋から出てきたレジ袋の水槽。
他にも、海底に引っかかった釣り具の
展示などもありました。

廊下や教室にも、標本などいろんな展示があります。それを見ながら進んでいくと、いよいよメインの展示。
ドーン!いろんな魚が泳ぎ回るプールが登場です。

写真で見た以上にユニークな展示手法でおもしろい。ガチャガチャで魚の餌を買うこともできて、大人も子供もたくさんの人たちが笑顔で楽しんでいました。
廃校に新しい命を吹き込むことに成功した「むろと廃校水族館」は、本当にステキな施設です。ソーシャルデザインに興味を持ち、学校に行って学んだりもした僕ですが、まだまだ大きなことは実現できていません。
でも、小さなことからでいいので、関わる人、周りの人、地域の人たちに楽しんでもらえるモノコトを実現したい。今回の視察で、想いが改めて強まりました。

大きな男になって帰ってくるぜ!ブリ、ハガツオ、サワラ、待っててくれよ。
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